2007年6月18日放送

黒沢年雄
北村総一朗
杉本彩
大林素子
深沢邦之

金 武英[内科・循環器科 梅丘内科 院長]
南淵明宏[心臓血管外科:大和成和病院 院長]
秋津壽男 [内科:秋津医院 院長]
新見正則[血管外科 帝京大学医学部附属病院 准教授]
森智恵子[皮膚科・産婦人科:シロノクリニック 恵比寿本院 副院長]
南雲吉則[乳腺専門:ナグモクリニック 総院長]
上山博康[脳神経外科:旭川赤十字病院 脳卒中センター長]
渡邊昌彦[消化器外科:北里大学医学部外科学 教授・外科科長]
山田麻子[内科肛門科:寺田病院 胃・大腸・肛門病センター 
         アイビー大腸肛門クリニック]

白神伸之[放射線科:東邦大学医療センター大森病院 准教授]


「ガン」

日本人の死亡原因第1位「ガン」
中でも女性の命を最も多く奪っている大腸ガン
死亡者数は近年急増。 男性の死亡数も増加の一途。数年のうちに3位の
肝臓ガンを抜く勢い。




大腸がん専門医


渡邊昌彦医師
(北里大学病院 外科科長)
腹腔下手術のスペシャリスト 手術の症例数は2千例数以上

山田麻子医師
(アイビー大腸肛門クリニック 院長)













大腸ガンとは?

●肛門から近い順に「直腸ガン」、「結腸ガン」、「盲腸ガン」、「虫垂ガン
●大腸ガンは大きくなっても移転しなければ約80%以上の方が完治している。
●発症しやすい場所 直腸、S状結腸で70
●ポリープがガン化し粘膜下層までで留まっていれば「早期ガン」、固有筋層からショウ膜まで伸びていくと「進行ガン」。 他のガンに比べて進行が遅い。

   ※「進行ガン」−転移さえなければ、ガン化された部分を切除することで、生存率は80%以上
   ※「直腸ガン」−70%以上は生還できる。



大腸ガンの原因

 
■高脂肪食の取りすぎ、ストレスや運動不足にも注意。
  便の状態を毎日観察することがまず大切。

 ■ 5年生存率
   ガンは治療後5年間腫瘍の存在が認められなければ再発の可能性は低いということ。


 ■エビデンス
   ある治療法がある病気・症状に効果があることをしるす検証結果。


大腸ガン発症のサイン

100人の証言
【痔との勘違い】100人中32人が勘違いした。
【便秘との勘違い】100人中24人が勘違いした。

大腸がんの発見方法
  大腸内視鏡検査。肛門から小型カメラを挿入し、大腸の粘膜面も観察。
  ポリ−プやがんを直接観察でき、ガンの疑いがある病変から細胞を採取できる。
  内視鏡検査こそが100%ガンを発見できる検査法。ポリープや早期ガンを切除できる。


女性の医師がいる病院紹介

●院長 馬場理加医師
馬場内科消化器科クリニック(埼玉県さいたま市浦和区)

森岡 香医師
松島クリニック(横浜市西区伊勢町)



バーチャル内視鏡検査
内視鏡を直接体内へ入れずに、腸の内部を検査する事ができ、更に立体的に大腸を
見ることができる。体への負担が少なく腸の内部が検査できる。

検査の前にまずは腸内の洗浄。専用の腸管洗浄剤2リットルを2時間ほどかけて
飲みます。検査の直前には腸の動きを抑える薬を注射。

CTで腸の状態を撮影。時間はわずか十分。大腸以外にも、
肝臓ガン、腎臓ガンなどの検査も一緒に出来るというスグレ物。

バーチャル内視鏡検査
東邦大学医療センター大森病院(東京都大田区)

バーチャル内視鏡が受けられる病院
三宿病院(東京都目黒区)・・・人間ドックのオプションとして受診できます。
高輪メディカルクリニック(東京都港区)
                ・・・腸内をきれいにする食事も付いている。



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