2019年7月4日放送ヒザ手術最後の砦に密着＆放っておくと歩けなくなるアーチくずれ＆知らないと命を落とす危険な頭痛

ドキュメント 日本一患者に優しい手術放っておくと歩けなくなるアーチくずれ知らないと命を落とす危険な頭痛出演者

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今回は、「ヒザ手術最後の砦に密着ドキュメント」「放っておくと歩けなくなるアーチくずれ」「知らないと命を落とす危険な頭痛」の３本立て！
▼日本人の３０００万人が悩むヒザの病に、最新の人工関節手術で挑む杉本和隆医師に密着！
▼放っておくと歩けなくなるという足の「アーチくずれ」について、足の専門外来の名医が警告！
▼ついやってしまいがな行動が引き金になる、知らないと命を落とす危険な頭痛を専門医が緊急警告！

ドキュメント日本一患者に優しい手術

コーナー担当医師名

杉本和隆（すぎもと かずたか）苑田会人工関節センター病院 院長／整形外科

日本人の約３０００万人が悩むヒザの病「変形性ヒザ関節症」に、最新の人工関節手術で挑む、ヒザ手術最後の砦・杉本和隆医師に密着。
従来より手術時間が短く、痛みが少なく、回復が早いという、「日本一患者に優しい手術」を目指し、手術時間は通常の４分の１から６分の１の速さが実現。
患者の負担が少なく、術後の回復も早く、スポーツもできるほどのヒザを手に入れることができるという。

放っておくと歩けなくなるアーチくずれ

コーナー担当医師名

吉野匠（よしの たくみ）吉野整形外科 院長／整形外科

アーチくずれとは？
今、現代人に急増している足の異変。
足の裏に起こる激痛、歩くのも辛いヒザの痛み、いつまでも治らない足のしびれ、これらの足の不調の原因の一つとなっている。
足には横のアーチと縦のアーチがあり、衝撃を吸収するクッションの役割をしているが、そのアーチが潰れて扁平足になった状態を「アーチくずれ」と呼ぶ。

今すぐできるアーチくずれチェック
①台の上に片足を置く。このときにヒザの下は地面に対してまっすぐ。
②土踏まずのほうから人差し指と中指を入れる。
③中指の第２関節あたりまで入れば「正常なアーチ」。入らなければ「アーチくずれ」の疑いあり。

アーチくずれ予防体操
【チューリップ体操】
①両足の親指に太い輪ゴム（もしくは普通の輪ゴム１０本）をかける。
②かかとを合わせて、親指を閉じたまま引っ張り、５秒間をキープ。
③１日２０回を目安に行うと効果的
→母指内転筋を鍛えることによって、横のアーチを保つことができる。

【タオルとって体操】
①滑りやすい床に薄手のタオルを引く。
②足の指を交互に動かして、タオルを引き寄せる。
→足の裏の筋肉を鍛えることによって、縦のアーチを保つことができる。
→１日１０回、３セットを目安に行うと効果的。

知らないと命を落とす危険な頭痛

コーナー担当医師名

坂井文彦（さかい ふみひこ）埼玉精神神経センター 埼玉国際頭痛センター長／神経内科

日常生活でついやってしまいがな行動が引き金になり、命を落とすかもしれない危険な頭痛を警告！
①ゴルフをした際のスイングと自己流のマッサージが原因で意識不明になった危険な頭痛
病名：椎骨動脈解離
・ゴルフの際のスイングで勢いよく首をひねったことによって、椎骨動脈が裂けてしまった。
・自己流のマッサージを行ってしまうと椎骨動脈解離を悪化させてしまうリスクがある。

②トイレを我慢したことが原因で三日三晩高熱で苦しんだ危険な頭痛
病名：腎盂腎炎（じんうじんえん）
・トイレを我慢したことなどが原因で膀胱の中に細菌が繁殖し、膀胱炎を引き起こした。
さらに体の抵抗力が弱っていたので、細菌の入った尿が膀胱から尿管を通って逆流して腎盂へ達し、腎盂腎炎を引き起こした。
・腎臓から細菌が血流に乗って脳の髄膜まで到達したことによって、髄膜炎を発症し激しい頭痛が起こった。

③頭痛薬が原因で起きる治療困難な恐怖の頭痛
病名：薬物乱用頭痛
・頭痛薬を頭痛が起きる前に飲むという、本来の用法とは違う飲み方をした。
・予防で頭痛薬を飲むのが日課になり、いつしか頭痛薬を飲んでも頭痛が治らなくなってしまった。

主治医解説
薬は必ず用量、用法を守ること

出演者